紫季と惺
入口
「むらさき、今日どこ行く?」
「惺、私ね、あそこに、行きたい。セットテラス。あそこの遊園地のイルミネーション、きれいなんだよねっ。行こー。」
私は、身体をくねらせて、惺に甘えた。
「えっ。ムーン?えっ…。まぁ、むらさきの誕生日だしな。行こうか。むらさき。いつにする?」
惺は、一瞬困った顔をしたけど、すぐにいつもの顔に戻った。
「うーんとね…。」
こんなの私のキャラじゃない!
「惺、私ね、あそこに、行きたい。セットテラス。あそこの遊園地のイルミネーション、きれいなんだよねっ。行こー。」
私は、身体をくねらせて、惺に甘えた。
「えっ。ムーン?えっ…。まぁ、むらさきの誕生日だしな。行こうか。むらさき。いつにする?」
惺は、一瞬困った顔をしたけど、すぐにいつもの顔に戻った。
「うーんとね…。」
こんなの私のキャラじゃない!
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