紫季と惺
会社

仕事

「…、お茶!!」


「はーい。」








「はい。係長。」


「ありがとう。」










 私は、あの日以来、惺とも特に連絡とっておらず、惺からも連絡は来ず、忙しい日々を過ごしていた。


 定時には、終わるけど。



















「今日も、終わった。終わった。」







「三津谷さん、私、もう帰りますけど…?」


「ああ。僕は、もう少しやっていくから。」


「では、後は、よろしくお願いします。」




 私は、三津谷さん、1人を残して、帰る用意をした。











 三津谷さんは、私より、1年先輩だ。












 “そろそろ、惺に連絡した方が良いかな”



 私は、エレベーターを待ちながら、携帯をカバンから、出した。
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