王子と姫の恋愛事情
そしていつの間にか時間が経って、
朝からずっと隣りに座っているおうじ君は、私をじーっと見ている気がする…。
「ねえ、島中さん?」
「ふぁっ、は、はいっ!?」
「どうしたの?」
笑わないでください…
恥ずかし…
「顔真っ赤だよ」
「ひゃああああ…」
「あははっ、面白いね」
「お、おもしろっ?!くないですよっ」
「…姫?」
「あっ、えっ、えっ?!」
「よろしくね、姫!」
「よろしく…おねがいします…!」