彼のヒーローヴォイス
どうやらここは、マリアの親戚が経営する、イタリアンレストランだった。
特別宣伝しないかわり、誰かの紹介でしか入れない特別なレストランだった。
「怜と私はあっちで着替えてくるから2人は、ここで待ってて」
ハルトくんと純一は、カウンター席で、バーテンダーさんから軽いおつまみとカクテルを用意してもらっていた。
「ね、マリア?着替えなんて、持ってきてないわよ」
「うん、髪型決めに一週間前サロン行ったでしょ、その時、髪にあうドレスも用意してこっちに届けてもらってたの 」
レストランの奥の個室に入ると、白い長方形の箱が二つ、テーブルに置いてあった。
マリアがひとつめの箱を開けると、
ラベンダーブルーのスカートはシフォン素材の膝丈のドレスが目に入った。
マリアがそれを取り出し、私にあてる。
「わ! やっぱり よく似合ってる!! さすが店長だわ さ、怜 着替えて。」
「あ、う、うん」
渡されたドレスを置いてあったハンガーラックにとりあえずかけ
袴と着物を脱いだ。
「ね、マリア、ブラがないんだけど…」
箱の中を探すけど、ドレスとネックレスとストッキングと靴以外、はいっていなかった
「うん、そのドレスブラトップになってるからそのまま着ればいいのよ 」
そうだったんだ…
こんな素敵なドレス着たことがないから、わかんなかった。
私がおたおたと着替えてる隙に、マリアがもう着替えをすませていた。
「うわ…マリア、素敵―っ」
マリアのドレスは、赤いベアトップのマーメイドタイプのドレスだった。
細身のマリアにとても似合っていた。
「怜もカワイイわよ、あ、ちょっと待って。」
そういうと、アップにしていた髪の一部を少し崩し、サイドを少し下げたハーフトップのように髪型を変えてくれた。
「ん、こっちの方がいいわ さ、行くわよ」
履いたことのない8cmヒールに足を入れ、ぎこちない歩き方でレストランへとむかった。
特別宣伝しないかわり、誰かの紹介でしか入れない特別なレストランだった。
「怜と私はあっちで着替えてくるから2人は、ここで待ってて」
ハルトくんと純一は、カウンター席で、バーテンダーさんから軽いおつまみとカクテルを用意してもらっていた。
「ね、マリア?着替えなんて、持ってきてないわよ」
「うん、髪型決めに一週間前サロン行ったでしょ、その時、髪にあうドレスも用意してこっちに届けてもらってたの 」
レストランの奥の個室に入ると、白い長方形の箱が二つ、テーブルに置いてあった。
マリアがひとつめの箱を開けると、
ラベンダーブルーのスカートはシフォン素材の膝丈のドレスが目に入った。
マリアがそれを取り出し、私にあてる。
「わ! やっぱり よく似合ってる!! さすが店長だわ さ、怜 着替えて。」
「あ、う、うん」
渡されたドレスを置いてあったハンガーラックにとりあえずかけ
袴と着物を脱いだ。
「ね、マリア、ブラがないんだけど…」
箱の中を探すけど、ドレスとネックレスとストッキングと靴以外、はいっていなかった
「うん、そのドレスブラトップになってるからそのまま着ればいいのよ 」
そうだったんだ…
こんな素敵なドレス着たことがないから、わかんなかった。
私がおたおたと着替えてる隙に、マリアがもう着替えをすませていた。
「うわ…マリア、素敵―っ」
マリアのドレスは、赤いベアトップのマーメイドタイプのドレスだった。
細身のマリアにとても似合っていた。
「怜もカワイイわよ、あ、ちょっと待って。」
そういうと、アップにしていた髪の一部を少し崩し、サイドを少し下げたハーフトップのように髪型を変えてくれた。
「ん、こっちの方がいいわ さ、行くわよ」
履いたことのない8cmヒールに足を入れ、ぎこちない歩き方でレストランへとむかった。