ナルシスト彼氏。
「いえいえ、てか大丈夫?」



あたしがそう言うとにっこり笑って『優しいんですね!!』と言った。




まぁ・・・、キミが思いっきり助け呼んでたしね。




『あの・・・、』




まだ何か用ですか?!



校門を通過しようとしたとき、さっきの女の子がもじもじしながら言葉を発した。






「えっ?」





『先輩って、2年A組ですかっ?!』










・・・・・、






は?




この女の子は不思議ちゃんなのか・・・?




「う・・・うん」



思いっきり苦笑いで答えた。
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