ナルシスト彼氏。
こそこそと2人そろって一番前の席に着く。
先生が居ないおかげで、教室はザワついていた。
席について鞄を片付けた途端、後ろから突付かれた。
振り返ると、由歌が驚いたような顔をしていた。
なんで・・・そんなに驚いてるの?
って、あたしが須臣と2人で遅れて教室に入って来たからかー!!
由歌・・・、須臣のこと好きだもんね。
由歌は驚いた顔してくれてるけど・・・、
他の女子からは睨むような視線が痛い。
ザワついてたのも須臣とあたしが一緒に入ってきたから・・・で。
これが普通の登校時間だったらこんなに注目されることはないと思うんだけど・・・。
朝のあの子に絡まれなければな~。
とまたあの子に怒りの矛先が向いてしまう・・・。
・・・でも結局、友達になるって決めたのはあたしなんだから・・・
困ったなぁ~
ふぅ、とため息をついた。
『ちょっと、みゆ?!』
と由歌のいつもより大きい声が聞こえた。
やばっ・・・。
後ろを振り返ったまま、あたしはフリーズしていたらしい・・・。
先生が居ないおかげで、教室はザワついていた。
席について鞄を片付けた途端、後ろから突付かれた。
振り返ると、由歌が驚いたような顔をしていた。
なんで・・・そんなに驚いてるの?
って、あたしが須臣と2人で遅れて教室に入って来たからかー!!
由歌・・・、須臣のこと好きだもんね。
由歌は驚いた顔してくれてるけど・・・、
他の女子からは睨むような視線が痛い。
ザワついてたのも須臣とあたしが一緒に入ってきたから・・・で。
これが普通の登校時間だったらこんなに注目されることはないと思うんだけど・・・。
朝のあの子に絡まれなければな~。
とまたあの子に怒りの矛先が向いてしまう・・・。
・・・でも結局、友達になるって決めたのはあたしなんだから・・・
困ったなぁ~
ふぅ、とため息をついた。
『ちょっと、みゆ?!』
と由歌のいつもより大きい声が聞こえた。
やばっ・・・。
後ろを振り返ったまま、あたしはフリーズしていたらしい・・・。