暴虐シンデレラ

清「琉璃亜ぁ～」



バンッ、ゴツッ。「～～～っ」



理事長室の扉開けたとたん、何かが飛んできたから反射的に閉めてしまった。



うわぁ痛そな音した。




ゆっくり扉開けると目をウルウルさせて上目遣いをした清司、ことマスターがいた。



うん、キモイわ。




清「琉璃亜、ひどい・・・」


『自業自得』


シュンとしてしまった。


大の大人がそんなことしても可愛くねー。




マスターは30・40のおっさんだ。

一応イケメンの類に入るんだろうけど。


いい歳こいて、ピアスじゃらじゃらだし、なんかチャラい。



仕事スタイルじゃないマスターに会うのは苦手。

仕事の時はカッコいいのにね。


残念なやつ。