ユメクイ
友人に声を掛けられた。
ものすごく嬉しそうな顔。
何かいいことがあったのだろうか。
予想は当たっていた。
カノジョができたらしい。友人は、
自分のカノジョのことを散々自慢して
その場を去っていった。
少しイラつきながらも俺はそのまま
だらだら歩き、やっとのことで学校に
着いた。
< 3 / 12 >

この作品をシェア

pagetop