Dream☆G~私の仕事はメイドさん!~
私はロッカールームに入り、慣れた手つきで制服を着る。
そして、白いリボンをつけた。
――――午前9時
昨日よりは減ったものの、今日も客が多い。
きっとみんな、新しいリーダーが誰か気になるんだろう。
「おかえりなさいませ、ご主人様。」
「あ!あみちゃん、リーダーなんだね。(はぁはぁ)白いリボンも素敵だよ(ニヤッ)」
そんな客を「はい、頑張らせていただきます♪」と、だけ言って終わらす。
――――午後1時半
いつも一番ヒマな時間。
「あみさん、先に休憩はいってください!」
カノンにそう言われ、私は休憩室に入る。
「づかれだ――――!」
休憩室を見ると、まおちゃんがぐったりしてる。
「まおちゃんは、こういうの初めてだもんねー。」
まおちゃんは2ヶ月前入ったばっかりで、19歳。
「もぉ、ヤバイですよ!この人数!あみさんよく平気でいられますね~。」
「あたり前。だって私はここで働き出して2年目。ベテランよ!(笑)」
まおがにっこり笑う。
「早く、お昼ご飯食べちゃいましょうかぁ~」
「そだね。」
私も笑い返した。