Dream☆G~私の仕事はメイドさん!~
ケイさんは、つけていたリボンをはずした。
代々、リーダーがつけていた、白いリボン。
そして、頭をさげた。
帰りの電車の中、私はれいあといた。
「ねぇ、れいあ。」
「なぁに?」
「私達が入った時、先輩が7人もいたけど、今は1人もいないんだね。」
「そうだね。でも、かわいい後輩が6人もいるじゃん!」
「うん。てか最近、お客さん多くなってきたよね~」
「まぁね。そろそろ新人募集すんじゃない?」
「楽しみだな~。どんな子が来るのかなぁ~」
私はそこで電車をおりた。
駅から自転車に乗って、家に向かう。
「ただいま。」
そう言っても、一人暮らしの私に「おかえり。」と、言ってくれる人もいない。
私はベッドにダイブし、そのまま眠りに落ちた。