Dream☆G~私の仕事はメイドさん!~

ケイさんは、つけていたリボンをはずした。

代々、リーダーがつけていた、白いリボン。


そして、頭をさげた。









帰りの電車の中、私はれいあといた。


「ねぇ、れいあ。」

「なぁに?」


「私達が入った時、先輩が7人もいたけど、今は1人もいないんだね。」

「そうだね。でも、かわいい後輩が6人もいるじゃん!」

「うん。てか最近、お客さん多くなってきたよね~」

「まぁね。そろそろ新人募集すんじゃない?」

「楽しみだな~。どんな子が来るのかなぁ~」



私はそこで電車をおりた。


駅から自転車に乗って、家に向かう。


「ただいま。」

そう言っても、一人暮らしの私に「おかえり。」と、言ってくれる人もいない。


私はベッドにダイブし、そのまま眠りに落ちた。

< 7 / 30 >

この作品をシェア

pagetop