幸せにしてあげたい




美穂!.....美穂!.....



そして、目を覚ますとすごい焦った加奈の顔があった。


「う、...加奈!」



「よかった気がついた。美穂大丈夫?」



そうだ階段降りようとしたら頭痛くなっちゃって倒れたんだ。でも今も階段の前にいる。



「加奈、倒れてからどれぐらいたった?」



「三分ぐらいだよ。それより大丈夫なの!?」



「大丈夫だよ。ちょっとめまいがしただけだよ。」



本当はそんなんじゃない。でも、ここで本当のことは言えない。



「ならいいんだけど。帰ろ!」



「うん。」




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