幸せにしてあげたい
ヤバいっ...
あっ.....倒れそうになった私は今、やなに抱きしめられている。
倒れないように支えてくれている。
「美穂、もう帰ろう。」
抱きしめながらやなはそう言った。
「やだ。帰らない。」
必死に声を出してうったえた。
きっと、最後までわがままなやつだって思ってる。
「ダメ。帰らないって...そんなことしたら美穂が死んじゃう...」
「死んじゃってもいいよ!やなと最後までデートできれば死んだっていいよ。絶対後悔しないよ。」
「....................」