幸せにしてあげたい





「美穂...大丈夫か?」



「うん...ごめんね、泣いて..ばっかりで...」



本当に今日は泣いてばっかり...




「いいんだよ、泣いたって。また、病院に会いにいくからな...」


やなが優しい言葉をかけてくれる。


「うん。絶対来てね。絶対..だよ..?」



「うん。絶対、毎日行くから............一人で帰れる?」



「うん。帰れるよ、じゃあね.....バイバイ!」



「バイバイ!」



今日は、やなの優しさをとっても感じられた。







私は近いバス停に急ぐ。







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