幸せにしてあげたい
「え、いいよ。一人で帰れるから。」
「またあの女子達に会ったらどうするんだよ。行くぞ。」
俺は強引に梨々香の手をひいて立たせて、家まで送って行った。
その後、俺は自分の家に帰った。
今日の自分の行動には、正直自分でも驚いた。
美穂にすら最初は積極的になれなかった俺が、梨々香って名前で呼んじゃうとは...
それに守るとは言ったものの何をすればいいんだろう...
なんか、自分の気持ちがいろいろぐちゃぐちゃになってる。
とりあえず、頭を落ち着かせて気持ちを整理する。