幸せにしてあげたい
約束
学校に着いたら、もう梨々香も来てた。
「梨々香、おはよう。」
「えっ、あ、お、おはよう。」
「ぷっ、そんなにびっくりしなくてもいいのに...」
梨々香がびっくりしてるのを見て、おもわず笑っちゃった。
「だって...おはようなんて言われるの初めてだから...」
「じゃあ、これから毎日言うから心の準備しとけよ。」
「うん。」
ちょっと顔を赤らめてる梨々香。
よく見ると結構かわいいじゃん。なんて思ってる俺がいた。