幸せにしてあげたい
その日の放課後、俺は梨々香を家に連れてきた。
連れてくるつもりはなかったけど、
放課後、梨々香に「いつも私の家ばっかり来てるんだから行ってもいいじゃん」て言われて連れてきた。
俺が自分の部屋に女子を入れるのは、梨々香が二人目。
もちろん一人目は美穂。
「その辺に座って待ってて。」
俺は飲み物を持ってくるために、台所にいった。
梨々香に何がいいか聞くの忘れたけど、いつもお茶だからってお茶を持って部屋にもどった。
でも、俺がは部屋の扉を開けた時、お茶を落としそうになってしまった。