幸せにしてあげたい
このメールを見たら、また泣きそうになる。やなは、まだ私を好きでいてくれてる。
でも、もうやなとは関わらないと決めた。だから返信はしない。
美穂がやなにとってひどいことをしてるのは分かってる。
それでも自分は不器用だから、やなのためだからと言い訳をして自分の気持ちを落ち着かせる。
今もそう...早くやなのことを忘れよう。
私は携帯を閉じて部屋の電気を消して布団にもぐり込んだ。
それと同時に寂しさが込み上げてきた...