幸せにしてあげたい





朝食を食べ終わると暇になった。



早く加奈来ないかな~



つまらなくなって病室を出て隣の病室をのぞいてみた。





同じ年ぐらいのかわいい女の子がいた。



セミロングの髪の毛で目はくりくりとしている。



その女の子を見ていると目があった。





あわてて自分の病室に戻ろうとした。


「待って、」


声をかけられた。私が女の子のほうをもう一度見ると「来て...」と言われた。



優しい笑顔で微笑んでいる。


私は女の子のベッドの隣までいった。




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