云えないから。
25歳差の恋愛
高瀬の態度が急変した。
付き合うという口約束みたいなものを交わした途端、菫鈴とは同乗しなくなり…電話にすら出てくれなくなった。
嫌われたくないから、ひつこくは出来なかった。
電話が繋がらない翌日も高瀬は、気まずい素振りすらなく、菫鈴の肩に手を回してくる。
「昨日、携帯、職場に忘れてた!
ごめんなー。」
いつもの顔全体をくしゃっとする笑顔だ。
携帯を車に忘れてたとか、寝てたとか、分かりやすい嘘ばかりだ。
そんなことが連日続いて、菫鈴は集中出来なくなり、仮免に落ちまくっている。。。
今日で4度目だ。
さすがに、高瀬に苛立ち、顔を背ける菫鈴。
「菫鈴、ホントごめん。今夜、電話するよ。絶対‼︎」
高瀬は、絶対‼︎とかを軽々しく言ってしまう。
「せんせ…絶対だよ。
今日、電話なかったら…もぅ、ギリギリなんだよ、私。」
菫鈴は、目からこぼれおちそうなものを必死に堪えた。
こんなの…彼女じゃないよ。
そう言いたいけど、高瀬を刺激したくなくて、我慢した。
付き合うという口約束みたいなものを交わした途端、菫鈴とは同乗しなくなり…電話にすら出てくれなくなった。
嫌われたくないから、ひつこくは出来なかった。
電話が繋がらない翌日も高瀬は、気まずい素振りすらなく、菫鈴の肩に手を回してくる。
「昨日、携帯、職場に忘れてた!
ごめんなー。」
いつもの顔全体をくしゃっとする笑顔だ。
携帯を車に忘れてたとか、寝てたとか、分かりやすい嘘ばかりだ。
そんなことが連日続いて、菫鈴は集中出来なくなり、仮免に落ちまくっている。。。
今日で4度目だ。
さすがに、高瀬に苛立ち、顔を背ける菫鈴。
「菫鈴、ホントごめん。今夜、電話するよ。絶対‼︎」
高瀬は、絶対‼︎とかを軽々しく言ってしまう。
「せんせ…絶対だよ。
今日、電話なかったら…もぅ、ギリギリなんだよ、私。」
菫鈴は、目からこぼれおちそうなものを必死に堪えた。
こんなの…彼女じゃないよ。
そう言いたいけど、高瀬を刺激したくなくて、我慢した。