強がりあいっこ。


休みの日くらい、

仕事のことなんか忘れちゃえばいいのに…


医学書をもくもくと読む大輔くん。


やりたいことがなくなって
暇を持て余した私は

大輔くんにそっと近づいてみた。



大輔くんが読んでいる本を覗き込んでみる…



「うぎゃ」



それは全てドイツ語で。


英語もままならない私には

宇宙人が書いたような文だった。


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