神様なんて、大嫌いだ。
「彼はとても優しい良い子でした。私達ナースも癒やされました。」

「ナース?何故彼が病院に居るのですか?」

疑問に思った。
何故彼は病院にいたのだろう?

空が見える場所でも他の方が綺麗に見えるだろうに。


「すみません。それにはお答え出来ません。

その手紙を見れば分かると言ってました。

では、失礼します。」

彼女はそう言い、屋上から出て行ってしまった。


カサッ、
手紙を見ようか考える。

正直、見るのが怖い。

恨みとか書いてあったらと思うと手が竦む。


けど、


この手紙を読まなければ一生後悔する気がした。

だから、
< 31 / 50 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop