空愛 くうあい
そんなことを、私は、思いつつ 彩の話に相槌(あいづち)をうちながら
昼休みを 過ごしている。

そろそろ、昼休みが、終わる。

掃除の時間が、はじめる。

周りの、生徒は 掃除場所へと、向かう。

だが、私も彩も 掃除に気がのらなく、昼休みギリギリまで、楽しもうとしていた。








その時から、私の出逢いは はじまっていたんだ。
出逢いとは、不思議である。
なぜ、その人と出逢うのだろうか。
ある人は、言った。

この世に偶然なんかなくて、すべてが 必然である。
そして、それは、極 普通のこの世に存在する業(カルマ)

なんだと。 
私は、本当にそうであってほしいと願う。
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