空愛 くうあい
たくさんの生徒が、階段を行き交いしていた。

その中の、一人の生徒わを見て反応をした。

「あっ、るなだぁ!!!」

私も彩の声に、とらえられ、名前の子を見た。 

顔は、下を見てたから よく見えなかったが、肌が白い子だった。

背も高く、スラッしていた。

私は、彩の声に、相槌(あいづち)をうつように、

「綺麗な子だね」

と、何気なく 言った。

「でも、性格悪いよ るな……」

「へー そうなんだ」

また、私は、興味なく 彩に言った。
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