空愛 くうあい
君が、いないのが 当たり前の日課になっていることが、とても、腹ただしい。

そして、からっぽ な 日々としか、感じることができない。

高校なんて、どこでも良かった。

大事なのは、君が、「いるか」「いないか」

そんなことを 他の人が聞いたら、「目を覚ませ。」と強く言ったり 
馬鹿にするだろう。

なかには、「たかがいっときの感情で」と、避難する声もあるだろう。


それでも、私には 君という存在が、必要なんだ。




恋は、おかしい 
ひとの判断を鈍らせる
その人の色に、染まっていく 
それにさえ、喜びをおぼえる
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