サヨナラからはじめよう
「じゃあ久しぶりの涼子の参加に、かんぱ~い!」
グラスをカチンと合わせると、一週間の疲れを流すように一気にビールを煽った。
「あ~、おいしいっ!」
「はは、お前は相変わらずだな」
あまりの飲みっぷりの良さに同期の近藤君が笑う。
「だってほんとに久しぶりなんだもん。週末なんだし今日は飲むよ!」
そう言うと早々に一杯目のグラスを空けて次のアルコールを注文した。
それからいつものメンバーで仕事やプライベートの愚痴を言い合ったり、互いの近況報告をしたりと、飲み会は大いに盛り上がった。私が入社したときからこうしてたまにお酒を交わす同期組は互いに恋愛感情もなしでとても付き合いやすい。
結構な時間が経ってくると、それぞれがいい感じに出来上がっていた。
「涼子さん、ちょっとピッチが速すぎじゃないですか?」
いつも以上にグイグイお酒が進んでいる私がさすがに目に余ったのか、
隣に座っていた中村君が心配そうに顔を覗き込んできた。
「大丈夫だよ。まだ全然酔ってないから。カンパリオレンジおかわり!」
隣で心配そうに見つめる中村君をよそに、私はさらに注文を続けた。
グラスをカチンと合わせると、一週間の疲れを流すように一気にビールを煽った。
「あ~、おいしいっ!」
「はは、お前は相変わらずだな」
あまりの飲みっぷりの良さに同期の近藤君が笑う。
「だってほんとに久しぶりなんだもん。週末なんだし今日は飲むよ!」
そう言うと早々に一杯目のグラスを空けて次のアルコールを注文した。
それからいつものメンバーで仕事やプライベートの愚痴を言い合ったり、互いの近況報告をしたりと、飲み会は大いに盛り上がった。私が入社したときからこうしてたまにお酒を交わす同期組は互いに恋愛感情もなしでとても付き合いやすい。
結構な時間が経ってくると、それぞれがいい感じに出来上がっていた。
「涼子さん、ちょっとピッチが速すぎじゃないですか?」
いつも以上にグイグイお酒が進んでいる私がさすがに目に余ったのか、
隣に座っていた中村君が心配そうに顔を覗き込んできた。
「大丈夫だよ。まだ全然酔ってないから。カンパリオレンジおかわり!」
隣で心配そうに見つめる中村君をよそに、私はさらに注文を続けた。