恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜

『伝わらないのは、辛いです。』

――――――――――――チュッ

夢の中で 誰かにそういわれて
キスされたから
頭突きをお見舞いした。

(夢の中でね。うん。)


『っ...
亜美さん!
朝ですよー!!』



「んっ!

おはよ!!!!」

『昨日の...』


「安曇!
起きて!」

わざと話をそらす。
傷ついた表情をしたけど
みてないふり。

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