恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜


とりあえず、上に走った。

息が切れて、
たくさん転んで
擦り傷だらけになったけど

璃稀さんのもとに走った。



「ハァハァハァ、やっとついた。」




―――――ドンドンドンドン




「璃稀さんっ!!
璃稀さん!?」


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