恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜


『亜美!

まえをみろ!』


「え?グフッ」

血を吐いた。

『馬鹿!!!

ここは俺がやる!!』


璃稀さんの目の前には
この世のものとは思えない形をした
得体のしれない何か。


『メイヨノアルシヲアタエル。』


『んなこと、させるかっ!!!!』


璃稀さんの氷があたらない!?

『ちっ。


はやくいけ!!!!!

いいから!!!!』
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