恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜
『亜美様、これ、お返しします。』
たこ美さんの手から渡されたのは
指輪。
『私のものには、とてもできないのです。
妖精の指輪は すごく価値があります。
それを はめているだけで
当主になれやすいんです。』
『亜美、これ。どういうことよ。』
沙羅姫から渡されたのは
真珠の首飾り。
「....だって。」
『なにが豚に真珠よ、
あなた以上に似合う人なんていないわよ。
いたらぶっ殺すから。』