恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜
『おはよ、亜美。』
そういって欠伸をする安曇。
安曇の前にはたこ美さんがいて
8本の足でお皿をかまえている。
たべさせてもらうのか!
『ばかもん。この手では
食べれないからじゃよ。』
「そっか、安曇猫だもんね。
話してるから混乱しちゃう。」
そんな会話をしているわたし達を
微笑ましそうにたこ頼さんはみていた。
『では、いただきましょうか。』
そういったのは璃稀さん。
その言葉にみんな同意して
『『『『「いただきます!」』』』』
『ほぉいえぁ、あいあんなぁにいまう?』
(そういえば、亜美さんは何着ます?)
もぐもぐしながら話す璃稀さん。
『小僧きたないぞ。
飲み込んで話すのじゃ。』
そういう安曇。
笑うたこ頼さん。苦笑いのたこ美さん。
こっちにきて二日目で
はやくも毒舌の美琉ちゃんに会いたいし
学校にも行きたいけど、すっごく幸せ!