恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜

『おはよ、亜美。』

そういって欠伸をする安曇。
安曇の前にはたこ美さんがいて
8本の足でお皿をかまえている。

たべさせてもらうのか!

『ばかもん。この手では
食べれないからじゃよ。』


「そっか、安曇猫だもんね。
話してるから混乱しちゃう。」

そんな会話をしているわたし達を
微笑ましそうにたこ頼さんはみていた。

『では、いただきましょうか。』

そういったのは璃稀さん。
その言葉にみんな同意して

『『『『「いただきます!」』』』』


『ほぉいえぁ、あいあんなぁにいまう?』

(そういえば、亜美さんは何着ます?)

もぐもぐしながら話す璃稀さん。

『小僧きたないぞ。
飲み込んで話すのじゃ。』


そういう安曇。
笑うたこ頼さん。苦笑いのたこ美さん。

こっちにきて二日目で
はやくも毒舌の美琉ちゃんに会いたいし
学校にも行きたいけど、すっごく幸せ!

< 42 / 298 >

この作品をシェア

pagetop