恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜

『まだわからんのか小娘。
まったく、必殺技がほしいだのなんと
言えば わしが話しかけるのを
無視するなんぞ。』


は?え?
やばい、私重症だ。
猫が話してる…?

『小娘、おまえを探しておった。』


「ね、ねこが喋ったぁぁぁぁぁ!?

まちがいです!私猫にさがされる覚えは
ありません!!!!」

といってダッシュで逃げようとする
私に話しかけてくる猫。


『お主、自分の立場
わかっておらぬな?』

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