恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜
『早く食べてくださいますか?
家系図はもう準備できているのですから』
沙羅姫が 巻物を脇にかかえながら
ぷかぷかういている。
「おんなぉといあれあっえ! 」
口いっぱいに頬張りながら
話していると
『汚いぞ亜美。』
安曇から止めが入った。
「ーーーんっもう、飲み込むのまってよ!」
『食べたみたいですね。
では、いきましょう。』
そういうと部屋を出て
一人で歩き?はじめる沙羅姫。
はやいな。
「少し待ってよー。」
『それは無理なお話ですわ!』
るんるんっ♪というかんじで
まってくれない沙羅姫。
その後ろを早歩きでついていく
私と安曇。
え?璃稀さん?
あぁ、ご飯たべときたいんだって!