今日を記念日に。

なんだか朝から騒ぎ過ぎて
もうお返事に力が入りません…



私は机にダラーンと
うつ伏せになった。



「喜べよー、素直じゃないな」



洸太はそう言って、
私の頭をポンポンと触った。



「ちょっ…」



それは…反則!



男子にあまり免疫がない私、


自分の顔が赤くなったのが
すぐにわかった。





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