今日を記念日に。


「だ、だったら洸太だって私に嫌われるようなことするじゃん!」



苦し紛れの一言。



「ん?たとえば?」



「話したこともないのに私の机の上座ってたじゃない!」



「俺足長いから机ぐらいが丁度良いの」



嫌味かよ!



羨ましいなおい!



幸い今の心の声は
表には出ていなかったみたい。


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