今日を記念日に。


すると洸太も



少しだけだったけど笑顔で
ヒラヒラっ、と手を振ってくれた。




ドキッ……





……嬉しい。





私の顔は一瞬で真っ赤になった。




この距離でも
顔が赤くなってることが
バレるんじゃないかと思って



ばっ、と前を向いて
走って帰った。





< 37 / 55 >

この作品をシェア

pagetop