今日を記念日に。


「なになに?どうしたの?」



真帆と私は耳を寄せる。



「直さぁ……洸太君とケンカでもしたの?」



「…はぁ!?」



詩織がいきなり
とんでもない一言を
ぶち込んできた……



「だって入学式の日から話してるとこ見かけないんだもん……」



「ま、まぁ…実際その日しか話してないけどね。」


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