なんで、俺にはなにもない。
1番にならなくちゃ!
小学校6年の春。
やけに、勉強してる人たちが増えた気がする。というか、遊びに誘っても断れる。
「一体全体どういうことー?」
やっていたゲームのコントローラーをおいて、相手のスギテルに問いかける。
「おい、スズキ、お前負けそうだからって放棄は…」
「どういうことー???」
声を強めた。だって、5点差あってスクイズって…こいつは手堅いやつだと思ってはいたがここまでとは。
はぁと俺に呆れた様子でスギテルはため息をついて
「なんかー、今中学受験させようって親が増えてるらしくて、ウチのクラスの奴らもそれで塾に入れられてるんだって」
なんですとぉぉぉぉお!
やけに、勉強してる人たちが増えた気がする。というか、遊びに誘っても断れる。
「一体全体どういうことー?」
やっていたゲームのコントローラーをおいて、相手のスギテルに問いかける。
「おい、スズキ、お前負けそうだからって放棄は…」
「どういうことー???」
声を強めた。だって、5点差あってスクイズって…こいつは手堅いやつだと思ってはいたがここまでとは。
はぁと俺に呆れた様子でスギテルはため息をついて
「なんかー、今中学受験させようって親が増えてるらしくて、ウチのクラスの奴らもそれで塾に入れられてるんだって」
なんですとぉぉぉぉお!