ヒヨコに恋した王子様♡
どんなことがあっても離れないと誓ったあの日。
運命を信じたあの日。
こんな運命なら私は要らない。
私は残された部屋でずっと泣き続けた。
大智ーーーーーーーーーー。
私も愛してる。
家に帰ると、滅多に帰らない兄も居て…
「あら?愛美。おはよう!どうだった?愛しの彼とのクリスマス」
思い出して来てまた泣いた。
「…ちゃったの…」
「…え?」
「…私振られちゃったの‼︎」
ずっと泣き続けた。