7th heaven
何時間こーしてるのかわからなくなるくらい長い間外を眺めた。
いつもと同じ。
だんだん眠たくなってきて何も変わらず、また一日が終わると思った。
なんて、思ってたのに。
薄っすらと景色がぼやけていく中、庭先の門が開いたのがわかった。
眠気は一気にぶっとぶ。
「え…。なんで…。」
いつもは絶対に開かないはずの門が開いた事に思わず声が出た。
も、もしかして…。あの人が帰ってきたのかもしれない。
嫌な予感が脳を突き抜ける。