** b l u e **
ちょんちょん。
「きゃっ!?」
誰かに脇腹をつつかれる。
見ると、背が低い女の子がにやにやしている。
「白石さんだよねー。梅原あかり。よろしくね〜」
「あ、梅原さん…よ、よろしくね」
挨拶しながらもくすぐってくる。
「こらーあかり! だれにでもちょっかいだすのやめなって。ごめんね白石さん。びっくりしたよねー笑」
「あ、大丈夫…」
「私も同じ班。福田舞子。よろしくね」
「よろしくね…!」
「あとはー、鈴原さんだ。すーずはーらさーん」
「あ、こらあかりやめなって!」
まさか、私の名前覚えてくれてるなんて……
あの2人なら友達になれそうかも…