『…好きでした、それからごめんね。』

担任の指導通りにテストを頑張ったお蔭で成績もUP学校推薦をして貰えた私は…

皆より一足お先に推薦入試で合格し、志望校に進学が決まった。

卒業までもう少し、

一般入試を目前にしたある日…

由美からまた理不尽としか思えない因縁を付けられる。

「人は懸命に勉強してるのに…

そこでゆる~い空気醸されると士気が下がるっていうの?教室から出てってくんないかなぁ?」

いつもなら味方をしてくれる友達もこの時ばかりは由美と同じ気持ちだったのか?

何も言ってはくれない。

悔しくて…でもこれ以上教室内の空気が悪くなるのが嫌で立ち上がったら…



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