『…好きでした、それからごめんね。』
2人とも、いい大人で…
10年も前の話をしているのに…
お互いに顔を真っ赤にして恥ずかしがっている。
暫く、互いに…
今でのことを脳内処理をして…
それからお互いの近況を報告し合う!
私は母校の高校で教鞭を執っていると言ったら
「うおぉーー女教師♡」って安っぽいAVのタイトルみたいな呟きが聞こえた…
「上杉君が言うと途端にやらしく聞こえるんだけど…」って思わず苦笑い。
上杉君は高校の調理科を卒業して製菓の専門学校で学び、今はホテルでパティシエとして働いている。
今はお互いにフリーだとも分かった。