あの夏に

こころちゃんは同じ学校の人たちと話してるから私はすみの方で花火を見ていた

♪〜
「電話がなってるのでちょっといって来ますね」

誰も聞いてないけどね
少し離れたところで電話に出た

「もしもし、ママ」

「夏祭りどう?」

「楽しいよ。ママは仕事とか家の方?」

「家は決まったからその家を借りてあとは荷物の整理とかだけよ」

「わかったわ、おやすみなさい」

電話が終わって横を見たらさっきの男の子がいた

「1人で離れたところいると危ないだろ」

「ごめんなさい」

「田舎だからって安心するな!この辺時々暴走族がたまってるからな」

「ありがとう、来てくれて」

「気にするな、俺名前言ってなかったな大海陵平」

「よろしくね」

「おう!なぁ、浜辺にいないで水辺に行こうぜ」

彼はそう言って私の手を握って連れて行ってくれた

その海は夜でもとっても綺麗で月が反射してるからそれも綺麗だった
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