殺し合いの証拠








「あー、浅木君から...。」








よくよく考えると、電話番号を交換していなかったのだが、
そんなの気にしなかった。








「もしもし、泉です。」







『あぁ、良かった!気付いたんだね!!

ちょっと、変わってよ、ねぇ!!』






遠めに、翔子の声も。







『あ、泉?今から泉の家にポカリ持って行くとこ。
今起きたんだ!!

あ、そのまま寝てていいから!!

じゃあ、また後で〜!』










そこで、切れた。







< 165 / 176 >

この作品をシェア

pagetop