シナリオ
こいつは神野ルイ。

俺の昔からの友人で、付き合いも長い。



ちなみに、今、俺たちはどこにいるかというと・・・


「すいません！」
「ゲッ。また来たか・・・」
「すいません。しかし、どうしてもここの撮影を」
「やめてくれって言ってんだろ？
こんなぼろい店撮って何したいんだ？客ならすでにいるんでな！
帰ってくれよ。それから、今日は休みの日だ！俺にも休みの時間をよこせ」
「・・・っ・・・。ですが・・・」
「か・え・れ！来るなら、また日を改めてくれ！今日は忙しいんだ」
「・・・また来ます」


っと・・・。


どうやら、なにかもめていたが、一瞬で終わったらしい。


ここは、ルイのお爺さんの代から続いているバーで、こっそり有名人が通う裏では有名な場所だ。

毎週木曜日はお休みで、ちなみに今日は木曜日である。


「そっちも、大変そうだね」



「テレビがしつこいんだ。すべてがすべてしつこいわけじゃないぞ？あそこのテレビ局だけやけにしつこいんだ」



「いつか警察に訴えてやろ」なんて、ルイは呟いているが、きっとその必要はないだろう。
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