【完結】ホイクメン!
「意外と甘党なんだ!?

じゃあ、砂糖とミルクも一緒に持っていくから。

ソファーに掛けて待っててよ!」




狭いリビングダイニングの真ん中に置かれた2人掛けのソファー。


客人である彼をそこに座らせ、私はせっせとコーヒーの準備をする。




「優香、テレビ点けていい?」




上半身の肉体美を露わにしたまま、信明はソファーに掛けテレビのリモコンに手を伸ばす。




「あっ、いいよ!

気にしないで、好きな事やってていいから。」




リラックスしている彼とは裏腹。


言葉では気軽さを演出しながらも、まだドキドキが止まらない私。
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