【完結】ホイクメン!
職場の事務室には、保育士全員の連絡先を一覧にしたものが置いてある。
緊急時や唐突なシフト変更の際は、その一覧を見て該当する保育士に連絡を入れる事になっているのだ。
信明は就職して間もないため、私はまだ連絡先一覧から信明の電話番号を登録してはいなかった。
「ところで、何か忘れ物?
急に電話を掛けてくるなんて・・・。」
唐突な電話の理由。
本来は業務連絡以外では活用する事のない、保育士間の電話のやりとり。
しかし今日は、私も信明も非番だ。
―――「窓を開けて空を見てごらん。」
「えっ・・・?空・・・!?」
何を言いだすかと思えば、唐突に「空を見てごらん」だなんて・・・。
私はリビングに戻り、信明に言われるままリビングの窓を全開にした。
緊急時や唐突なシフト変更の際は、その一覧を見て該当する保育士に連絡を入れる事になっているのだ。
信明は就職して間もないため、私はまだ連絡先一覧から信明の電話番号を登録してはいなかった。
「ところで、何か忘れ物?
急に電話を掛けてくるなんて・・・。」
唐突な電話の理由。
本来は業務連絡以外では活用する事のない、保育士間の電話のやりとり。
しかし今日は、私も信明も非番だ。
―――「窓を開けて空を見てごらん。」
「えっ・・・?空・・・!?」
何を言いだすかと思えば、唐突に「空を見てごらん」だなんて・・・。
私はリビングに戻り、信明に言われるままリビングの窓を全開にした。