【完結】ホイクメン!
「あの信明先輩が保育士かぁ・・・。

でも、昔好きだった人が同じ職場ってちょっと微妙じゃない?」




「えっ・・・?」




「だってさ・・・。

昔好きだった時の記憶を思い出しちゃうじゃん。」




真琴の言う通り。


私は信明と再会してから再び彼の事が気になり始めた。


だけどその理由は、彼と一緒に働いているからじゃなく・・・。




「真琴・・・?実はね・・・。」




彼の歓迎会を行った翌日の出来事。


私の気持ちを揺さぶり引き戻したのは、きっとあの出来事だ。




前を歩く准一と翔平に聞こえないよう、私は真琴にそっと耳打ちをした。
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