【完結】ホイクメン!
「ちょっ・・・ちょっと!!

准一、一体どうしたのよ!?」




私の問いを無視してどんどん前へ進んで行く准一。


ちらりと振り返ると、信明は呆然と私たちの後ろ姿を見つめていた。




―――あぁ~、准一の馬鹿っ!!




男性と2人きりで買い物をしている姿を見られた。


そして准一が取ったこの言動は、確実に信明を誤解させてしまっただろう。




ショックが大きくて、准一の手を振り払う事さえもできずにいる私。


せっかく4人で楽しくご飯を食べられると思ったのに・・・。
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