【完結】ホイクメン!
なんだか翔平と真琴に申し訳ない。




元はと言えば、私が信明に気付いて声を掛けてしまったのが原因だった。


あのまま気付かぬふりをして、無言であの場を離れれば良かったのに・・・。




「ねぇ、真琴・・・。

やっぱ私、准一を連れて帰るね?」




「はぁ!?どうして・・・?」




「だって・・・。」




どうしても居た堪れなかった。




このままここにいても、きっと4人で楽しく会話なんてできない。


それだけ今の准一の様子はおかしく、何かを思い出し自棄になっているようにも見えたから・・・。
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